イベント告知Information
イベント趣旨
四国遍路道約1,200kmを地元の人を中心に一日で一斉にそれぞれの区間を分かれて歩き、遍路道が安全か、道案内が適切か、休憩場所やトイレは整備されているかなどを点検します。遍路をする人のためにおもてなしの心で遍路道点検とゴミ拾いなどの美化活動をしながら気持ちよく歩きませんか。
当日参加者に沿道等で参加者にお接待していただける方も募集します。
みなさまからご報告いただいた内容は四国遍路世界遺産登録推進協議会の「受入態勢の整備」部会で報告し、より良い遍路道整備に役立てられます。
多くの人達が一日一斉に遍路道を歩くことにより、四国遍路への関心を高め、四国遍路の世界遺産登録への機運の醸成を図ることを目指します。
みなさまの熱意で四国遍路を盛り上げていきましょう!
開催要項
■日程:2025年2月23日(日)■時間:9時~16時となっていますが、前後しても問題ありません。チームで自由にご設定ください。
■場所:遍路道点検マップで選択した遍路道 約10キロ
■参加資格:どなたでも、一人でも、グループでもご参加いただけます。
歩いて参加の方とお接待参加の方は申込み方法が異なりますのでご注意ください。
■募集人数:10,000人
■申込期間:2025年11月29日(金)~2025年1月31日(金)
■悪天候での中止はグループで判断してください。(大会本部から指示はしません。)
【遍路道点検で参加をご検討の方へ】
ご自身でチームを作り、当日遍路道点検マップで希望する区間を歩いてください。チームはお一人でも大丈夫です。
点検する区間・出発時間・到着時間・現地の移動等は全てご自身のチームで決めていただきます。
※ガイド付きの歩きお遍路ツアーではありません。
※当日現地に受付等はありません。各チームで自由にスタートしてください。
遍路道点検の申込みからイベント当日までの詳しい流れについてはこちらから
【お接待で参加をご検討の方へ】
当日遍路道沿いで遍路道点検の参加者へお接待をお願いします。
お接待品は飴、お菓子、飲み物、声かけなど自由です。お接待品が無くなり次第終了していただいてかまいません。くれぐれも無理のない範囲でお願いします。
お接待参加の申込みからイベント当日までの詳しい流れについてはこちらから
案内チラシ
■クリックするとPDFが表示されます。過去の実績
第1回 2016年2月28日に香川県内での試行を行い参加者約220名。第2回 2017年2月26日には四国全体での試行を行い参加者約640名。(タオルカラー:赤&緑)
第3回 2018年3月4日には1,000名を超える約1,050名。(タオルカラー:赤&水色)
第4回 2019年2月24日には参加者約865名。(タオルカラー:赤&オレンジ)
第5回 2020年2月29日には1,196名の申込みがありましたが、新型コロナウイルスの影響で分散開催としました。(タオルカラー:赤)
第6回 2021年2月23日 新型コロナウイルスのため、無期延期としました。
第7回 2022年2月23日には249チーム 1,138名の参加がありました。(タオルカラー:青)
第8回 2023年2月23日には994チーム 5,327名の参加がありました。(タオルカラー:緑)
第9回 2024年2月23日【参加者数】1287チーム 7,524名の参加 【申込み者数】1429チーム 9,308名(タオルカラー:オレンジ)
■第9回の各県参加者数・申込み者数についてはこちら↓■
その他注意点
■個人情報の取扱いについて:当行事においてのみ利用させていただきます。■当日撮影した写真や映像等は今後のチラシ、ホームページ、YouTube、SNS等で利用する場合があります。
■イベント当日の集合場所・解散場所へのアクセスは参加者の責任で行ってください。
■自動車を利用される場合は、主催者として駐車場所は確保していません。お寺の駐車場は利用しないで下さい。
お寺の駐車場以外でも目的外駐車や長時間駐車などで駐車場に迷惑が掛からないように配慮し、公共交通機関や家族・知人の送迎などで対応していただきますようお願いします。
保険について
■イベント当日は参加者全員にレクリエーション保険を掛けます。イベント中に怪我をされた場合は大会本部までご連絡ください。■イベント参加中に急激かつ偶然な外来の事故により参加者がケガをした場合に保険金が支払われます。
■保険の対象となるのはイベントに参加するために集合した時から解散するまでかつ、責任者(当日参加者代表者)の管理下にある間です。
【補償内容】
通院日額:2,000円(怪我をした日から180日のうち最大30日分)
入院日額:3,000円(怪我をした日から180日分)
死亡・後遺障害:500万円
第9回 参加者の感想
■とても良い企画だと思います。タオルマフラーがあると参加者が一目で判り、すぐに親しくご挨拶が交わせて助かります。■お遍路道を歩くこと自体が初めてだったので、非常に新鮮な体験でした。
分かれ道等でどちらに行ってよいか等、戸惑うこともありましたが、非常に楽しみながら点検ウォークを行うことができました。
今回取得したデータを活かし、四国八十八か所巡りの更なる利用促進、ひいては、世界遺産登録に繋がればよいと感じました。
■お遍路道を歩くと険しい道のりもありますが風情もあり楽しみながら歩きました。
■これまで四国に住んでいても、なかなかお遍路道を通る機会はありませんでした。
今回のイベントでは日頃通ることのない細い道を車ではなく自分の足で歩くことで、改めて先人の苦労でありロマンを感じることができました。
■みんな楽しくて、先人の偉大さを感じれたと大喜びでした。次回もぜひ参加したいそうです。
■田舎なので地元の方がよく手入れしてくれています。本当に感謝ですね。しかしながらゴミを道縁に捨てている光景が残念です。
■遍路道の点検を通してメンバー一人ひとりの「おもてなしの心」の醸成が図れました。
■四国遍路の世界遺産登録に向けた機運醸成につながると感じた。遍路道を歩くきっかけにもなって良かった。
■夫婦で参加しましたが、イベント後も二人でウォーキングするようになりました。次回も是非参加したいと思っています。
気づき報告について
第9回での気づき報告件数:514件主な内訳としては案内板の設置希望が248件、車などの交通量の危険性が106件、倒木による通行障害が35件でした。
四国遍路世界遺産登録推進協議会「受入態勢の整備」部会での活動報告では、四国地方整備局により、大洲市の国道56号において、みち案内表示シートを設置されたほか、
三豊市国道11号においても歩道の拡張工事を行われたとの報告も頂いており、遍路道ウォークでの点検がより良い遍路道の整備に役立てられています。
また、活動報告では、遍路道ウォークの点検だけでなく、個々のお遍路さんの声をもとに、道路管理者などによる安全対策や地域住民の方々による案内板の設置や清掃活動なども行われており、
地域が一体となって遍路道の維持・保全の役割を果たしていくことが重要と考えています。
令和5年度活動報告及び令和6年度活動計画はこちらから確認可能です
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第8回での気づき報告件数:727件
主な内訳としては案内板の設置希望が349件、倒木による通行障害が33件、路肩崩落等による通行障害が19件などでした。
四国遍路世界遺産登録推進協議会「受入態勢整備部会」での活動報告では、宇和島市から祝森(いわいのもり)遍路道の倒木撤去の事例が報告された他
四国地方整備局からも大洲市の国道56号において、みち案内表示シートを設置したとの報告がありました。
「受入態勢の整備」部会 令和4年度活動報告及び令和5年度活動計画はこちらから確認可能です